さて、前回はクラウドコンピューティングの概要についてお話しました。
今回は、実際の業務に使えるクラウド型アプリケーションをご紹介しましょう。
●クラウド型CRM(顧客管理) アプリケーション「 Salesforce CRM 」
株式会社セールスフォース・ドットコムが提供する、営業支援(SFA)を中心とするサービスです。最近では「エコポイント申請システム」の構築に採用された事でも話題となりました。
利用のメリットは次の通りです。
1.システムの導入・維持に時間とコストがかからない。
2.WEBシステムという性質上、管理される情報の即時性が高い為、営業活動、各種業務連絡等のスピードアップに繋がり、業務効率が上がる。
3.基本機能以外の拡張性が高い。
「 Salesforce CRM 」の機能は、年に4回のバージョンアップも行われる為多岐に渡りますが、まずは基本的な機能についてご説明致します。
【主な機能】
○顧客データベース
顧客情報を簡単にデータベース化出来ます。
業種分類、地域分類等を基にマーケティングにも活用出来ます。
更に、各顧客に対して行ったアプローチ内容(電話、メール、訪問等)を記録しておけますので、仮に担当者が変わっても、これまでのやり取りをスムーズに引き継ぐ事が出来ます。
○見込み客(リード)管理
見込み客管理を簡単にデータベース化出来ます。
単に見込み客の情報を蓄積するだけでなく、各見込み客への営業を誰が担当するのか、割り振ることも出来ます。
見込み客への活動状況がグラフやレポートでリアルタイムに確認出来ますので、せっかくの機会を取りこぼしてしまう事もなくなります。
○商談管理
商談の進捗や成果を管理出来ます。
商談の発生から受注・失注までの経過をリアルタイムに確認・記録出来ますので、例えば停滞している商談に対して適切なフォローを入れたり、失注した商談を集めてその原因を分析し、次の商談に活かしたりする事も可能です。
更に、これらのデータを基に売上予測を行う事も出来ます。
いかがですか?
これだけのシステムを自社で独自に導入しようとした場合、何ヶ月もの導入期間と、最低でも何百万円以上の費用が必要だったと思いますが、「 Salesforce CRM 」なら利用ユーザー数分の月額費用を払えば、すぐに利用出来るようになります。
また導入にあたって準備するものは、インターネットに繋がったパソコン(iPhone等携帯端末も対応しているものがあります。)だけでOKです。物を持つ煩わしさもありません。
次回は、「 Salesforce CRM 」のもう一歩進んだ使い方についてご説明します。
